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【戦略】九州電力グループ、再エネ事業を統合する新会社の検討開始

2022.05.03 トピック


 2022年4月28日、九州電力株式会社(以下、「九州電力」)は九州電力と九電みらいエナジー株式会社(以下、「九電みらいエナジー」)でそれぞれ実施している再生可能エネルギー事業を統合する新会社の設立を検討することを発表した。

 九州電力グループは再生可能エネルギーの主力電源化に向けた取組を進めているが、グループ内の再エネ事業を集約し事業運営体制を強化することで、同社の取組を加速させたい考えだ。2022年秋頃を目途に、事業統合の意思決定を行う。

 九電みらいエナジーは㈱キューデン・エコソルを九電みらいエナジーに商号変更し、九州電力の再エネ開発部門と西日本環境エネルギー株式会社の再エネ関連事業を統合する形で、2014年7月に設立されている。同社は再生可能エネルギー発電事業や電力小売事業を行っているが、これまでに行った再エネ電源開発の実績は建設中や計画中のものも含めると、設備容量で1,088MW(オンサイト発電(10,650kW)を除く)になる。現在は北九州市が進める響灘洋上風力発電事業にも参画している。

*アイキャッチ Photo by Derek Sutton on Unsplash

【情報ソース】
九電グループの再生可能エネルギー事業を統合した会社設立の検討を開始しますー九州電力と九電みらいエナジーの再エネ事業を統合した会社の設立を検討ー、2022年4月28日、九州電力株式会社

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