【稼働】丸紅、サウジアラビア王国の海水淡水化プラントが完成し商業運転開始／シュケイク３造水プロジェクト

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　2022年4月17日、丸紅株式会社（以下、「丸紅」）はサウジアラビア王国（以下、「サウジアラビア」）で参画しているシュケイク3造水プロジェクトにおいて、海水淡水化プラントの商業運転を開始したことを発表した。

　当該事業はサウジアラビアの紅海沿岸シュケイク地区で、逆浸透膜（RO膜）方式の海水淡水化事業を行うものだ。造水容量は給水人口約200万人に相当する日量450,000㎥。今後25年間に亘って保守・運転を行い、サウジアラビアの国営水会社（Saudi Water Partnership Company、以下、「SWPC」）に売水する。

　事業会社はShuqaiq Three Company for Water。丸紅の他に、Abdul Latif Jameel Commercial Development Company Ltd.（以下、「ALJ」）、Rawafid Alhadarah Holding Ltd.（以下、「Rawafid」）、Acciona Agua S.A.（以下、「Acciona」）が参加している。各社の事業会社への出資比率は、丸紅が45%、ALJが30%、Rawafidが15%、Accionaが10%となっている。

　当該事業へは株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ、農林中央金庫、株式会社三井住友銀行など6つの金融機関が参加する協調融資（PF組成）が行われており、約500億円が調達されている。

*アイキャッチ　丸紅株式会社

【情報ソース】
・サウジアラビア王国におけるシュケイク3造水プロジェクトの商業運転開始について、2022年04月15日、丸紅株式会社

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