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【戦略】三井物産、メキシコで総合インフラ事業会社を発足

2022.04.10 トピック


 2022年4月6日、三井物産株式会社(以下、「三井物産」)はメキシコで水関連事業を行うAtlantec,S.A. de C.V.社(以下、「アトランティック社」)と三井物産100%子会社で電力関連事業を行うMitsui & Co. Power Development and Management Americas,S.de R.L.de C.V.(以下、「MPA社」)のインフラサービスを統合し、水・電力・エネルギーソリューションビジネスを手掛ける総合インフラ事業会社としてMitsui & Co. Infrastructure Solutions,S.A.de C.V.社(以下、「MITinfra社」)を発足させたことを発表した。

 Atlantec社は自治体や産業需要家向け水・廃水処理プラントの開発・エンジニアリング・建設・運営を行っており、メキシコでは60年以上の事業実績がある。三井物産がAtlantec社に出資参画したのは2008年で、三井物産の出資持分は96.4%だ。

 一方で三井物産は2010年にMPA社を設立している。こちらは再生可能エネルギーを含む発電事業の開発・運営を事業として推進しており、加えて、需要家向け分散型発電や電力小売、エネルギーマネジメントなどの新しい取組も始めている。

 MITinfra社の所在地は米国に近いメキシコ北東部のモンテレイ。今後は需要地に近い分散型発電・水処理施設への転換、デジタル技術を活用したサービスの高度化などを進める。顧客ニーズの変化に対応し、メキシコを中心とした総合インフラ事業の展開を目指す。

*アイキャッチ アトトニルコ下水処理場 出典:三井物産株式会社

【情報ソース】
メキシコで総合インフラ事業会社発足~水・電力・エネルギーソリューションの総合インフラサービス提供~、2022年4月4日、三井物産株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

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