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【売買】東京ガスと北陸電力、宮城県仙台市のバイオマス専焼発電事業に参画/商業運転開始は2025年10月予定

2022.04.03 事業参画・売買レポート


 2022年3月31日、東京ガス株式会社(以下、「東京ガス」)、北陸電力株式会社(以下、「北陸電力」)は仙台港バイオマス専焼発電事業に参画することを発表した。

  当該事業は住友商事株式会社(以下、「住友商事」)と住友商事東北株式会社(以下、「住友商事東北」)が事業会社の仙台港バイオマスパワー合同会社を設立し進めていたものだ。総事業費は約900億円。今回、東京ガスの100%出資子会社プロミネットパワー株式会社(以下、「プロミネットパワー」)と北陸電力が新たに出資参画する。2社が参画後の出資比率は、住友商事が45%、プロミネットパワーが25%、北陸電力が25%、住友商事東北が5%となる。

 当該事業は宮城県仙台市宮城野区の仙台塩釜港内の工業用地(約3.4ha)において開発が進められているバイオマス専焼発電事業だ。発電出力は112MWで、年間の発電電力量は7.8億kWh(一般家庭の使用電力量に換算して約26万世帯相当)を見込んでいる。燃料には森林認証取得済みの輸入木質ペレットや国内材を活用する。工事着工は2022年4月に、商業運転の開始は2025年10月に予定されている。

 発電設備のオーナーズエンジニアリング業務と運転管理業務は東京ガスの100%出資子会社東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社が受託している。

*アイキャッチ 出典:住友商事株式会社

【情報ソース】
宮城県仙台市におけるバイオマス専焼発電事業への参画について、2022年3月31日、東京ガス株式会社およびプロミネットパワー株式会社

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