【売買】大阪ガス、タカラレーベングループの太陽光発電所(82か所、約35.5MW)へ出資

2022.03.30 事業参画・売買レポート


 2022年3月29日、大阪ガス株式会社(以下、「大阪ガス」)は株式会社タカラレーベン(以下、「タカラレーベン」)の関係会社株式会社レーベンクリーンエナジー(以下、「LCE」)が全国で開発した計82か所の太陽光発電所を保有・運営するレーベンエナジー1号合同会社(以下、「当該事業会社」)に出資参画したことを発表した。

 当該事業会社はLCEが国内(北海道~九州)82か所で開発した中小型太陽光発電所を保有・運営しており、発電所の発電容量の合計は約35,500kWになる。保有している発電所は運転開始時期が2018年6月~2020年10月間のものとなっている。当該事業会社にはタカラレーベンやLCEのほかに、リコーリース株式会社やACAブリッジ合同会社(以下、「ACAB」)が出資している。今回の大阪ガスの出資はACABの出資持分の一部を取得する形で行われる。

 大阪ガスとタカラレーベンは今回の事業会社の出資のほかに、継続的な協業に関しても合意しており、今後は大阪ガスの電力事業における事業基盤とLCEの案件開発力を組み合わせて、中小型を中心としたFIT太陽光発電所や非FIT太陽光発電所の共同開発や共同保有に取り組んでいく方針だ。

*アイキャッチ Photo by Andreas Gücklhorn on Unsplash 

【情報ソース】
タカラレーベングループが開発した中小型太陽光発電(82か所)への大阪ガスの出資参画について、2022年3月29日、大阪ガス株式会社(*株式会社タカラレーベン、株式会社レーベンクリーンエナジーとの共同リリース)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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