【稼働】レノバ、クアンチ風力プロジェクト(設備容量144MW)の動画を公開

2022.02.12 事業参画・売買レポート


 2022年2月7日、株式会社レノバ(以下、「レノバ」)はベトナム社会主義共和国(以下、「ベトナム」)におけるクアンチ風力事業についての動画をブランドムービー第二弾として公開した。

 当該事業はベトナム中部のクアンチ省ヒュンホア区に開発された陸上風力発電事業だ。最新の大型風車が36基建設され、総発電容量144MW(48MW×3)。事業は出力48MWごとに3つに分けられており、それぞれに対応する3つの事業会社Lien Lap Wind Power Joint Stock Company (以下、「リエンラップ」)、 Phong Huy Wind Power Joint Stock Company(以下、「フォンフイ」)および、Phong Nguyen Wind Power Joint Stock Company (以下、「フォングエン」)が開発・運営を行う。事業会社への出資比率はベトナムの大手電力事業者Power Construction Joint Stock Company No. 1(以下、「PCC1」)が60%、レノバは40%となっている。

 当該事業はレノバがPCC1とともに開発を進めていたが、2021年10月31までに営業運転が開始されている。発電した電力はベトナムの固定価格買取制度(FIT)に基づいて売電する。FIT単価は8.5cents (米ドル)/kWh。

*アイキャッチ クアンチ陸上風力発電事業(2021年7月撮影) 出典:株式会社レノバ

【情報ソース】
「RENOVA Brand Movie-ベトナム クランチ陸上風力プロジェクト」を公開しました!、2022年02月07日、株式会社レノバ
ベトナム社会主義共和国における「クアンチ風力事業」の営業運転開始に関するお知らせ(*PDFファイルが開きます、195KB)、2021年11月4日、株式会社レノバ

【関連記事】
【融資】ADB・JICA等、レノバが参画するベトナムの陸上風力発電事業(144MW)にグリーンローン
【テクノロジー】東京電力リニューアブルパワーなど12社、浮体式洋上風力向けの高電圧ダイナミックケーブルや浮体式洋上変電所を共同開発
【開発】レノバなど、宮城県仙台市の仙台蒲生バイオマス発電所(74.95MW)の工事着工へ/2023年11月に運転開始の予定

, , , , , ,


デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

月別アーカイブ