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【グリーンボンド】リニューアブル・ジャパン、環境債活用し40億円調達/三重県四日市市の太陽光発電所のリファイナンスに充当

2022.01.30 グリーンボンド


 2022年1月18日、リニューアブル・ジャパン株式会社(以下、「リニューアブル・ジャパン」)は三重県四日市市における太陽発電事業を対象にした再生可能エネルギープロジェクトボンドにより、40億円を調達したことを発表した。

 調達した資金はリニューアブル・ジャパンがスポンサー兼アセットマネージャーとして取り組んでいる稼働中のパワープラント四日市山田太陽光発電所のリファイナンス資金(既存ローンの返済や出資金の一部返還等)に充当される。リニューアブル・ジャパンとしては11件目のプロジェクトボンドの発行で、発行総額は902.5億円となった。

 当該再生可能エネルギープロジェクトボンド(RJ再生可能エネルギープロジェクトボンドⅪ)はバークレイズ証券株式会社がアレンジしたもので、裏付は当該太陽光発電所についてのプロジェクトファイナンスとなっている。受託者は三菱HCキャピタル信託株式会社。発行金額は40億円(受益権(GB):30億円、ABL(CL):10億円)。発行日は2022年1月18日、最終償還日は2040年8月20日。当該再生可能エネルギープロジェクトボンドは株式会社格付投資情報センター(R&I)からグリーンボンド格付(GA1)と評価されており、グリーンボンド原則等への適合性に関してのセカンドオピニオンも獲得している。

 パワープラント四日市山田太陽光発電所は2020年12月から運転開始している完工済みの太陽光発電所だ。出力10.5MW、年間約5,341トンのCO2排出削減量が見込まれている。

*アイキャッチ Photo by Markus Spiske on Unsplash

【情報ソース】
グリーンプロジェクトボンドにより、太陽光発電事業の開発資金40億円を調達、2022年1月18日、リニューアブル・ジャパン株式会社
バークレイズ証券、13件目の再生可能エネルギープロジェクトボンドを組成、2022年1月18日、バークレイズ証券株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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