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【投資】住友生命、オランダ自治体金融公庫のサステナビリティボンドに約100億円投資

2022.01.29 インフラ融資


 2022年1月21日、住友生命保険相互会社(以下、「住友生命」)はオランダ自治体金融公庫(BNG Bank N.V. 以下、「BNG Bank」)が発行するサステナビリティボンドに約100億円投資することを発表した。

 投資金額は120百万豪ドル、日本円にして約100億円だ。期間は10年。当該サステナビリティボンドはオランダ国内の公営住宅の充実化を目指したもので、調達した資金はSDGs達成に資するオランダの公営住宅組合向けのローンに充当される。高性能で低廉な賃貸住宅の提供や公営住宅組合がよりサステナブルな住宅を建築するために活用される。

 BNG Bankはオランダ政府や地方自治体等からの出資によって設立された公庫で、1914年にハーグで設立されている。社会課題の解決を促進する社会的インパクトの創出を目指して公的セクターへの資金供給を行っている。今回住友生命が投資したサステナビリティボンドはBNG Bankが策定した「サステナブル・ファイナンス・フレームワーク」に準拠したものになっている。当該フレームワークは国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンド原則(GBP)やソーシャルボンド原則(SBP)、サステナビリティボンド・ガイドライン(SBG)に基づいて策定されており、セカンドパーティーオピニオンはSustainalyticsとISS ESGが行っている。

*アイキャッチ Photo by Peter Felis on Unsplash 

【情報ソース】
オランダ自治体金融公庫が発行するサステナビリティボンドへの投資について(*PDFファイルが開きます、482KB)、2022年1月21日、住友生命保険相互会社
Sustainablility Bond for Municipalities 、BNG Bank

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

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