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【書籍案内】『 まちづくりの統計学 』(学芸出版社)

2022.01.16 書籍案内



書籍名 : まちづくりの統計学 政策づくりのためのデータの見方・使い方
著 者 : 宇都宮 浄人・多田 実(編著)、芦谷恒憲・高橋愛典・
     大内秀二郎・曽田英夫・大井達雄・足立基浩・長谷川普一(著)

発行所 : 学芸出版社
版 型 : A5版

ページ : 200ページ
価格(税別) : 2,500円
発行年月 : 2022年02月10日    ISBNコード : 978-4-7615-2806-5

〇内容紹介

根拠に基づく地域政策をつくるための手引き

地域政策にますますエビデンスが求められるなか、もはや統計の基本を知らずしてまちづくりを語ることはできない。本書は政策立案のための問いの立て方、統計情報の見方、分析の仕方から、まちの総合的な診断方法、政策テーマ別の考え方までやさしく解説。地域の姿を正しく読み取り、根拠に基づく政策をつくるための手引き。

◯主要目次

はじめに 宇都宮浄人

第Ⅰ部 まちづくりと統計

第1章 まちづくりは統計抜きに語れない 宇都宮浄
人 1 統計の役割
2 まちづくりとは何か
3 なぜ今、まちづくりの統計なのか

第2章 まちづくりに関わる統計 宇都宮浄人
1 人口・経済に関する基本統計
2 成熟社会のまちづくりを考える統計
3 国際化・地域化時代のまちづくりを考える統計
4 環境・交通まちづくりに関連する統計
5 多様化の時代のまちづくりの基礎となる統計
コラム RESAS(地域経済分析システム)の見方・使い方 芦谷恒憲

第Ⅱ部 まちの現状を知り、課題を発見する

第3章 問いの立て方 多田 実
1 問題解決マトリクスによる分類
2 問題を創造的に発見、解決するために
3 QCサークル的発想による仮説の立て方
4 EBPM(Evidence Based Policy Making)とは
コラム KJ法に使えるオンライン・グループワーク 多田実

第4章 公的統計の現状とデータの集め方 芦谷恒憲
1 公的統計の現状
2 統計情報を扱う際の注意点
3 統計データを集め、現状を知る
4 統計データを整理し、課題と目標を設定する
コラム 地域の課題抽出のためのデータ収集と加工 芦谷恒憲

第5章 まちづくりに役立つマーケティング的調査法 多田 実
1 ソーシャル・マーケティングとは
2 地域活性化のマーケティングリサーチ
3 フィールドワークにおける定性調査 コラム データ分析の基礎知識 芦谷恒憲

第6章 小地域統計とまちづくり 芦谷恒憲
1 小地域統計データの概要
2 まちの変遷を見る
3 データ利用の留意点
4 統計分析とまちの診断

第Ⅲ部 政策づくりに統計を活かす

第7章 「まちのデータカルテ」の作成 芦谷恒憲
1 「まちのデータカルテ」作成の流れ
2 カルテに関わる主な統計データ
3 小地域でみるカルテの作成
4 カルテの分析
5 まちづくりへのカルテの活用
コラム 統計から見える地域の過去・現在・未来 芦谷恒憲

第8章 地域公共交通の費用対効果 統計データの活用と限界 宇都宮浄人
1 費用便益分析とは
2 費用便益分析で使用するデータ
3 費用便益分析における統計の意義と限界
コラム 社会的割引率 宇都宮浄人

第9章 買い物弱者を支援する 髙橋愛典・大内秀二郎
1 買い物弱者とは誰なのか
2 買い物弱者対策の選択肢とまちづくり
3 既存の統計からみる買い物弱者
4 メッシュデータからみる買い物弱者
5 統計を地域で作る
6 統計づくりはまちづくり

10章 交通事故を減らすまちづくり 曽田英夫
1 地域の交通事情と交通事故を知る
2 交通事故を減らす工夫
3 まちづくりの実例にみる道のつくり方 埼玉県所沢市椿峰ニュータウン

第11章 アフターコロナ時代における観光の見える化 大井達雄
1 新型コロナウイルス感染症と需要管理政策
2 観光振興にとって必要不可欠なデータとは
3 観光振興におけるビッグデータの活用
4 データに基いた観光振興を行う上での注意点
コラム 統計データで伝える地域の魅力 多田実

第12章 まちの文化遺産を地域づくりに活かす 多田 実
1 文化遺産とマーケティング
2 観光政策における価値とは何か
3 感情科学を考慮した文化遺産マーケティング
4 文化遺産の位置情報マーケティング

第13章 シャッター通り再生に統計を活かす データを用いた沖縄市の分析 足立基浩
1 中心市街地活性化をデータで考える
2 商店街の現況をデータで把握する
3 第1期の中心市街地活性化基本計画で何が変わったのか
4 新しい中心市街地活性化基本計画とその方向性
5 統計に基く商圏分析から地域戦略を描く

第14章 人口減少対策にGISを活かす 長谷川普一
1 GISによる新たな情報の創出
2 人口減少局面の公共施設適正配置―新潟市の事例―
3 小地域別将来人口推計
4 コミュニティ系施設を対象とした試行的作業
5 行政サービスの定量的評価
6 長期的な公平性を評価軸とした妥当性
7 まちづくりに公的統計とGISを用いる有益性
コラム マップによるデータの「見える化」とQGIS 芦谷恒憲

第15章 地域プロジェクトの経済効果を測る 芦谷恒憲
1 地域産業連関表とは
2 経済波及効果とは
3 地域経済分析における地域産業連関分析の活用
4 地域産業連関表を用いる際の留意点

第16章 ネット上のテキストから地域の魅力を探る 多田 実
1 DX時代のデータ収集
2 自治体におけるInstagramの活用
3 地域活性化のためのInstagramデータ分析
コラム 統計データを活用したまちづくりの現場から 芦谷恒憲
おわりに 多田 実

購入や詳細な内容の確認は下記リンク先でできます。
 『 まちづくりの統計学 政策づくりのためのデータの見方・使い方 』- (学芸出版社)

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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