【稼働】MRIや東京センチュリー等、新潟県阿賀野市で2つの太陽光発電所(合計出力:約46.2MW)が完成

2021.12.04 事業参画・売買レポート


 2021年11月30日、株式会社三菱総合研究所(以下、「MRI」)、東京センチュリー株式会社(以下、「東京センチュリー」)、京セラ株式会社(以下、「京セラ」)、株式会社レクスポート(以下、「レクスポート」)、四電エンジニアリング株式会社(以下、「四電エンジニアリング」)の5社は共同で設立した阿賀野メガソーラー合同会社が運営する2つの太陽光発電所の商業運転開始を発表した。

(大室メガソーラー発電所 全景写真 出典:株式会社三菱総合研究所)

 阿賀野メガソーラー合同会社が運営する太陽光発電所は大室メガソーラー発電所と大日メガソーラー発電所だ。新潟県阿賀野市大室地区と大日地区でそれぞれ建設されたものだ。レクスポートが設備認定や事業計画認定の取得を進め、東京センチュリーがファイナンスとそのアレンジ行った。

 発電所の設計・施工は四電エンジニアリングが担当した。両発電所では京セラ製の太陽電池モジュールが合計約165,000枚使用され、出力規模は大室メガソーラー発電所が約32.9MW、大日メガソーラー発電所は約13.3MWとなっている。2つの発電所の合計年間発電量は約4,800万kWh(一般家庭の使用電力量に換算して約10,500世帯相当(*))を見込んでいる。発電した電力は東北電力ネットワーク株式会社に売電する。

(*)1世帯当たり4,573kWh/年で算出されたもの。

 今後、MRIが事業全体の統括や阿賀野メガソーラー合同会社の運営をし、発電所の保守・管理は設計・施工も担当した四電エンジニアリングが行う。

*アイキャッチ 出典:株式会社三菱総合研究所

【情報ソース】
新潟県阿賀野市でメガソーラー発電所の商業運転を開始 地域資源の有効活用とカーボンニュートラル実現に向けて、2021年11月30日、株式会社三菱総合研究所(*東京センチュリー株式会社、京セラ株式会社、株式会社レクスポート、四電エンジニアリング株式会社との共同リリース

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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