• Home
  • 事業参画・売買レポート
  • 【開発】JFEエンジニアリング・中部電力・東邦ガス・東京センチュリー、国内最大級の木質バイオマス発電所を愛知県田原市で共同開発

【開発】JFEエンジニアリング・中部電力・東邦ガス・東京センチュリー、国内最大級の木質バイオマス発電所を愛知県田原市で共同開発

2021.10.31 事業参画・売買レポート


 2021年10月27日、JFEエンジニアリング株式会社(以下、「JFEエンジニアリング」)は中部電力株式会社(以下、「中部電力」)、東邦ガス株式会社(以下、「東邦ガス」)、東京センチュリー株式会社とともに、JFEエンジニアリングが設立した「田原バイオマスパワー合同会社」(以下、「当該事業会社」)に出資することに合意したことを発表した。

 当該事業会社は愛知県田原市で国内最大級となる出力112,000kWの木質専焼バイオマス発電所を建設・運営する目的で設立されたものだ。今回の4社合意によって当該事業会社への出資比率はJFEエンジニアリングが40%、中部電力が40%、東邦ガスが10%、東京センチュリーが10%となった。今後は発電所の運転開始を目指して共同開発を進める。

(発電所の完成イメージ 出典:JFEエンジニアリング株式会社)

 当該事業は燃料に木質ペレットを使用する計画で、年間の発電電力量は約7.7億kWh(一般家庭約25万世帯相当)を見込んでいる。発電所の建設は2022年6月に着工し、商業運転は2025年9月に開始する予定だ。

 当該事業会社は事業資金を融資で調達する計画を採っており、10月27日には株式会社みずほ銀行と株式会社日本政策投資銀行を共同アレンジャーとするプロジェクトファイナンスによる融資契約を締結した。コ・アレンジャーは株式会社りそな銀行が務める。

*アイキャッチ 出典:JFEエンジニアリング株式会社

【情報ソース】
愛知県田原市において国内最大級となる112,000kWの木質バイオマス専焼発電所の事業化を決定、2021年10月27日、JFEエンジニアリング株式会社(*中部電力株式会社、東邦ガス株式会社、東京センチュリー株式会社との共同リリース)
国内最大級のバイオマス発電事業に対するプロジェクトファイナンス組成について(*PDFファイルが開きます、158KB)、2021年10月27日、株式会社みずほ銀行(*株式会社日本政策投資銀行との共同リリース)

【関連記事】
【開発】四国電力やイーレックスなど6社、香川県坂出市で木質バイオマス発電事業を共同実施
【戦略】JFEエンジニアリング、新組織『洋上風力PJチーム』が始動
【出資】中部電力、ベトナムの再生可能エネルギー開発企業の株式持分20%取得/21カ所の水力発電所等を運営

, , , , , , , , , , , ,


デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

月別アーカイブ