【稼働】ユーラスエナジーホールディングス、韓国の三水風力発電所が営業運転開始

2021.07.03 事業参画・売買レポート


 2021年7月1日、株式会社ユーラスエナジーホールディングス(以下、「ユーラスエナジーグループ」)は韓国で開発を進めていた三水(サムス)風力発電所が完成し、営業運転を開始したことを発表した。

 当該風力発電所は韓国の高原都市として有名な江原道太白市に開発されている。標高1,000mを超える山岳地域に大型風車を設置したのは韓国では初めてとなる。シーメンスガメサリニューアブルエナジー社製の定格出力4,500kWの風車を5基建設し、発電出力の総計は21MW(21MWに出力制御)。発電した電力は南東発電株式会社に売電する。

 事業会社は株式会社三水風力発電。ユーラスエナジーグループ(56.7%)、韓国の株式会社大韓グリーンエナジー(24.3%)と南東発電株式会社(19%)が共同で出資設立した。(*カッコ内の数字は出資比率)

 ユーラスエナジーグループは韓国にて既に3つの風力発電所を運営しており、今回の三水風力発電所で4つ目となる。運営する風力発電の設備容量は17万7,000kWとなっており、太陽光発電設備を合わせると韓国内での設備容量は18万968kWになる。

*アイキャッチ 出典:株式会社ユーラスエナジーホールディングス

【情報ソース】
韓国三水風力発電所の営業運転開始について、2021年07月01日、株式会社ユーラスエナジーホールディングス

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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