【開発】ユーラスエナジーグループ、チリで小規模分散型の太陽光発電プロジェクト(総出力:68MW)

2021.06.06 事業参画・売買レポート


 2021年6月1日、株式会社ユーラスエナジーホールディングス(以下、「ユーラスエナジーグループ」)はチリ共和国(以下、「チリ」)において10か所の太陽光発電所の建設を開始することを発表した。

 当該事業はチリ国内の小規模分散型発電システムの支援制度PMGD(*)に基づいて進められており、発電所はチリの首都サンティアゴから50~400kmの範囲で建設が予定されている。2021年6月以降順次建設し、2022年度中に全発電所が操業となる予定だ。合計出力は交流ベースで約68MW(直流ベースでは約80MW)となる見込み。

(*)PMGD:Pequeños Medios de Generación Distribuída

 ユーラスエナジーグループは2017年にチリで2か所の太陽光発電所を操業している。今回の一連の太陽光発電所が完成すれば、ユーラスエナジーグループのチリ国内における設備容量は交流ベースで約86MW(直流ベースでは約100MW)となる。日本の2倍強と言われれるチリ国内の日射量や同国政府の脱炭素化目標を追い風にして、ユーラスエナジーグループは今後もチリにおける再生可能エネルギー事業の拡大を目指していく方針だ。

*アイキャッチ Photo by Francisco Kemeny on Unsplash 

【情報ソース】
チリにおける太陽光発電所の建設について、2021年06月01日、株式会社ユーラスエナジーホールディングス

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