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【戦略】SMFL、小水力発電所設備一式をプロジェクトファイナンス型リースで提供/秋田県仙北市の小水力発電事業

2021.02.24 インフラ融資


 2021年2月19日、三井住友ファイナンス&リース株式会社(以下、「SMFL」)は仙北水力発電株式会社(以下、「仙北水力発電」)が開発・運営する小水力発電事業において、プロジェクトファイナンス型のリース提供を行うことを発表した。

 当該事業は秋田県仙北市を流れる先達川・玉川の未利用の水資源を活用した小水力発電事業だ。年間2,000mm以上の降水量や一級河川である玉川の豊富な水資源を活用し、水力発電設備を2カ所に新設して発電を行う。発電所名は鶴の湯水力発電所と小野草水力発電所。

 出力の最大はそれぞれ199kW、325kW。2つ発電所の発電量合計は年間3,585MWh、一般家庭の使用電力量に換算して約1,100世帯相当分を見込んでいる。発電した電力は東北電力株式会社へ売電を行うものの、売電収入の一部は地域振興基金として地域還元し、田沢湖固有であったクニマスの復活事業などに充てられる。

 事業会社は仙北水力発電。地元企業を中心に設立されており、株主は有限会社中仙測量設計事務所、東仙建設工業株式会社、有限会社鶴の湯温泉、日本環境企画株式会社、シン・エナジー株式会社(以下、「シン・エナジー」)。事業会社へは地元企業が51%以上出資している。

 計画・設計はシン・エナジーが実施し、SMFLは発電所一式(取水設備、導水管路、水車・発電機、発電所建屋等)を当該事業から生じるキャッシュフローのみを回収原資とするノンリコースのリース提供を行う。運転開始は2021年9月の予定。

*アイキャッチ 出典:シン・エナジー株式会社

【情報ソース】
地域主導型の小水力発電事業向けプロジェクトファイナンス型リースの提供について(*PDFファイルが開きます、267KB)、2021年2月19日、三井住友ファイナンス&リース株式会社
秋田県仙北市の「鶴の湯水力発電所」で起工式を執り行いました、2020年6月15日、シン・エナジー株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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