2024.03.28
【省庁】農林水産省、新たに4町村をバイオマス産業都市に選定
2020.12.30 トピック
2020年12月23日、農林水産省は関係7府省(内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省)が共同で選定しているバイオマス産業都市について、北海道湧別町、秋田県大潟村、三重県多気町、三重県南伊勢町の4町村を新たに選定したことを発表した。
(バイオマス産業都市の選定地域(94市町村) 出典:農林水産省)
バイオマス産業都市とは地域の特色を活かしたバイオマス産業を軸とした環境にやさしく、災害に強いまちやむらづくりを目指す地域を指す。地域にあるバイオマス資源を原料として、収集・運搬、製造、利用までの経済性が確保された一貫システムを構築し、産業創出や地域循環型エネルギーの推進を同時に目指すものだ。
バイオマス産業都市の選定は2013年度から関係7府省が共同で行っている。これまでに全国で90市町村が選定され、バイオマス産業都市構想の具体化に向けた取組みが進められている。「バイオ戦略2020」(統合イノベーション戦略推進会議決定)においても地域バイオコミュニティの形成に資する取組として位置付けられている。
*アイキャッチ フォトジョンSalzaruloにUnsplash
【情報ソース】
・農村部・都市部のバイオマスを活用し地域活性化へ、2020年12月23日、農林水産省
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