【プロジェクトファイナンス】千葉銀行など、千葉県市原市の大型バイオマス発電事業に435億円の協調融資

2020.11.10 プロジェクトファイナンス


 2020年11月6日、千葉銀行株式会社(以下、「千葉銀行」)は市原八幡埠頭バイオマス発電合同会社が開発を進めるバイオマス発電事業に対して、プロジェクトファイナンスを組成したことを発表した。

 当該発電事業は発電容量75MWの大型バイオマス発電事所「市原八幡埠頭バイオマス発電所」を建設・運営するものである。再熱方式(*)を採用した高効率なバイオマス専焼発電設備が導入される予定だ。燃料に北米産の木質ペレットを使用し、発電した電力は売電単価24円/kWh(一般木質バイオマス)で売電する。建設工事への着工は2021年3月に予定されており、2024年1月の商業運転開始を目指す。

(*)東洋エンジニアリング株式会社のプレス記事より引用
再熱方式:蒸気タービンにて仕事をした上記をボイラーにて再加熱し、再度蒸気タービンへ通気させることにより高い発電効率を実現する。

 当該事業のオーナーズエンジニアリング業務とO&M業務は東京ガス100%出資子会社である東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社が行う。EPC業務は東洋エンジニアリング株式会社が一括請負で実施する。

 今回のプロジェクトファイナンスの組成は千葉銀行がリードアレンジャー兼エージェント、株式会社伊予銀行と株式会社横浜銀行がコ・アレンジャーを務めた。地方銀行を中心とする20行によってシンジケート団が組成されており、融資金額は435億円(シニアローン)。コミットメント期間付タームローンという貸付形態となっている。

 市原八幡埠頭バイオマス発電合同会社の株主は東京ガス株式会社の100%子会社プロミネットパワー株式会社だ。2020年9月にシンガポールのEquisグループが運営するファンドから取得した。

*アイキャッチ Photo by Alexander Schimmeck on Unsplash

【情報ソース】
大型バイオマス発電事業向けプロジェクトファイナンス案件の組成について(*PDFファイルが開きます、120KB)、2020年11月6日、千葉銀行株式会社

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