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【グリーンボンド】大和ハウス、200億円の「大和ハウスグループグリーンボンド」を発行予定/グリーンビルディングの開発・建設費用に充当

2020.08.22 グリーンボンド


 2020年08月19日、大和ハウス工業株式会社(以下、「大和ハウス」)は国内の公募形式による「大和ハウスグループグリーンボンド(無担保社債)」の発行予定を発表した。

 当該グリーンボンドの発行予定額は200億円、発行時期は2020年9月に予定されている。調達した資金は以下の3つの事業の建設資金やリファイナンスに充当される。

  • 「(仮称)大和ハウスグループ新研修センター」(2021年6月に竣工予定のZEB対応施設)
  • 再生可能エネルギー100%のまちづくり(船橋グランオアシス、2021年3月竣工予定)
  • 環境配慮型物流施設(*)

((仮称)ダイワハウスグループ新研修センター 出典:大和ハウス工業株式会社)

(*)資金充当予定の物流施設は「LEED PLATINUMまたはGOLD」、「CASBEE不動産認証SまたはA」、「BELS評価:5つ星」、「DBJ Green Building認証:5つ星または4つ星」、省エネルギー性能指標「BEI:0.6以下」(省エネ適合性判定)のいずれかを満たすもの。

 主幹事証券会社は野村證券株式会社、大和証券株式会社、SMBC日興証券株式会社、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社、みずほ証券会社。グリーンボンド・ストラクチャリング・エージェントは野村證券株式会社が務める。

 大和ハウス工業は自主的ガイドラインとして「グリーンボンドフレームワーク」を策定し、株式会社格付投資情報センターは「グリーンボンドフレームワーク」が「グリーンボンド原則2018」および「環境省グリーンボンドガイドライン2020年版」に適合していることを確認した。R&Iグリーンボンドアセスメントでは「GA1」(予備評価)の最上位評価が付与されている。

*アイキャッチ 出典:大和ハウス工業株式会社

【情報ソース】
自社施設・物流施設のグリーン化、再エネ100%のまちづくりを加速 「大和ハウスグループグリーンボンド(無担保社債)」発行、2020年08月19日、大和ハウス工業株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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