オリックス、インドで大型風力発電事業に参画 発電容量合計1,004MW

2016.03.19 事業参画・売買レポート


✓ オリックスがインドで大型風力発電事業に参画
✓ 共同事業者はインド有数の政策金融機関「INFRASTRUCTURE LEASING & FINANCIAL SERVICE LIMITED社
✓ インドは2030年までに発電量に占める再生可能エネルギー割合を40%に増やす公約

 オリックス株式会社(以下、「オリックス」)がインドで大型風力発電事業に参入する。1993年より資本参加しているインフラ開発・投資会社INFRASTRUCTURE LEASING&FINANCIL SEVICE LIMITED社(インド、以下「IL&FS」)と共同で事業を進める。オリックスは現在IL&FS株式の23.5%を保有している。

 IL&FSの風力発電事業子会社に49%出資することで大型風力発電事業に参画した。発電容量は合計で1,004MWであり、その内775MW分の発電施設は既に運転を開始された状態であり、残りの229MW分については現在工事中だ。2016年9月の運転開始を目指している。

 風力発電施設はマドーヤプラデシ州やカルナータカ州など発電に適したインド南西部の7州に合計26箇所設置される。発電された電力は固定価格買取制度(feed-in tariff scheme)に基づき、州の電力公社や一部の大口需要家に売電される。

01(マドーヤプラデシ州の風力発電施設 資料:オリックス株式会社)

 インドは温室効果ガスの排出量が世界第3位、そして大気汚染も深刻だ。一因として石炭火力発電所の影響が指摘されている。そんな中、インドはCOP21において発電量に占める再生可能エネルギー割合を40%に増やす公約を掲げた。今後もインドでは安定した再生可能エネルギー発電需要が見込めそうだ。

 INFRASTRUCTURE LEASING&FINANCIAL SERVICE LIMITED社(IL&FA)の概要                                         

会社名INFRASTRUCTURE LEASING&FINANCIAL SERVICE LIMITED
所在地The IL&FS Financial Centre Plot C22,G Block Bandra Kuria Complex Bandra East
代表者Ravi Parthasarathy
設立1987年
事業内容インフラ投資、投資銀行業務
営業収益116,405百万インド・ルピー (2015年3月期、約1,967億円(*))
総資産818,000百万インド・ルピー(2015年3月期、約13,824億円(*))
拠点数6拠点(Mumbai、Bengaluru、Chennai、Delhi、Gurgaon、Kolkata)
ホームページhttp://www.ilfsindia.com/Index.aspx

(*)1ルピー≒1.69円(2016年3月15日現在)にて換算

【情報ソース/参考文献】
インドで合計1,004MWの大型風力発電事業に参入 、2016年3月17日、オリックス株式会社
ORIX to Participate in Large-Scale Wind Energy Projects、2016年3月17日、INFRASTRUCTURE LEASING & FINANCIAL SERVICE LIMITED社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
東京モデリングアソシエイツ
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