【講演録】橋梁のセルフメンテナンス「 ふくしまモデル」の取組み(後編)

2020.03.18 ナレッジ

ナレッジパートナー:株式会社アイ・エス・エス


ふくしまモデルは新たなPhaseへ

 今後の課題も見えてきまして、これまで自ら各地へと足を運んで手取り足取り指導する草の根的な活動を行って展開してきましたが、少しずつ全国に広がってきたことでこの方法がそろそろ限界です。これからは全国的なネットワークとも連携して水平展開する仕組みを構築することが必要で、引き続き自治体へのPRを行いながら仕組みの構築を検討していきます。

 最後の最後に、これはわたしの主観で、且つ理想ですが、セルフメンテナスふくしまモデルを全国に水平展開した先に目指すものですが、人口が減少して地域のコミュニティも希薄になっている今の時代に、改めて「地域に関心をもって、地域のことは地域で取り組む」という習慣を呼び戻すことで、地域を支える人材を育成し、自治体の負担も軽減し、めぐりめぐって地域が今より豊かになるような、プラスの方向に導く要素のひとつにしたいなと思っています。

 長時間に渡りご清聴ありがとうございました。

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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