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【ファンド】JR東日本グループ、不動産ファンドビジネスに参画/みずほフィナンシャルグループと連携

2020.02.19 インフラファンド動向


 2020年02月17日、東日本旅客鉄道株式会社(以下、「JR東日本」)と株式会社ジェイアール東日本ビルディング(以下、「JEBL」)は株式会社みずほフィナンシャルグループと連携し、不動産ファンドビジネスへ参画することを発表した。

 JR東日本グループはファンドによる駅近接の物件取得(外部物件の取得)を推進する方針。2020年2月に私募ファンド1号を設立しており、JR東日本とJEBLは同ファンドへエクイティ出資も行っている。ファンドの規模は約50億円、今後5年間で数百億円規模の拡大を目指す。

(ファンドイメージ 出典:東日本旅客鉄道株式会社)

 JEBL内には「アセットマネジメント準備室」も開設させており、JR東日本グループ内におけるアセットマネジメント機能のノウハウ習得等も同時に進める。加えて、不動産ファンドビジネスに精通した人材育成を目的に、JR東日本グループからみずほFGへの人材派遣も行う。

 JR東日本グループでは2017年11月に「生活サービス事業成長ビジョン(NEXT10)」を策定しており、これまで推進してきた「駅を中心とするビジネス」から「くらしづくり(まちづくり)」への挑戦を掲げている。不動産ファンドビジネスへ参画することでNEXT10達成に向けて動きを加速させる考えだ。

*アイキャッチ Photo by Joseph Chan on Unsplash

【情報ソース】
JR東日本グループ 不動産ファンドビジネスへ参画(*PDFファイルが開きます、461KB)、東日本旅客鉄道株式会社・株式会社ジェイアール東日本ビルディング

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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