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【書籍案内】『 交通政策 ドイツにおける新しい潮流 』(ミネルヴァ書房)

2019.12.14 書籍案内


 

書籍名 : 交通政策 ドイツにおける新しい潮流
著者名 : オリヴァー・シュヴェーデス(編著)、三上 宏美(監訳)、ドイツ交通政策研究会(訳)

発行所 : ミネルヴァ書房
版 型 : A4版

ページ :440ページ
価格(税別) : 4,000円
発行年月 : 2019年10月20日    ISBNコード : 9784623085965


〇内容紹介

    交通問題の特徴は、多くの社会的課題が重複し、互いに大きな影響を受けることにある。本書は、先進的研究と実践を進めているドイツの「交通政策」の入門書。様々な分野の専門家が「交通」を主軸に最新の研究を論述、その複雑な構造を明らかにし、これまで個別的アプローチであった諸課題を総合的に把握する。日本の今後の交通政策を探る上で、必読の書といえる。(原書 Oliver Schwedes(Hrsg.),Verkehrspolitik,Springer, 2011)

    [ここがポイント]
    ◎ ドイツにおける「交通政策」の基本テキスト
    ◎ 日本にも当てはまる事例で交通政策の要点を解説
    ◎ 初学者に向けて分かりやすい翻訳
    ◎ ドイツにおける交通政策論のさまざまな学術アプローチを網羅

    〇主な目次

    まえがき

    序 章 交通の政策科学について(オリヴァー・シュヴェーデス)
     1 科学としての交通について
     2 交通の政策学
     3 持続的な交通発展の概念
     4 統合的な交通政策の理想像
     5 結 語

     第Ⅰ部 交通の諸側面

    第1章 交通と社会――モビリティデザインとしての交通政策(シュテファン・ラムラー)
     1 近代社会のモビリティ
     2 われわれの知るモビリティの終焉
     3 世界をデザインする意味でのモビリティ政策
     4 持続可能なモビリティ政策の先導的戦略
     5 持続可能なモビリティ政策をリードする部門
     6 結 語

    第2章 人間と交通――行動科学的基礎にたった経験に基づく交通政策への提言(セバスチアン・バンベルク)
     1 交通政策の支配的行動理論としての合理的選択
     2 行動科学的な働きかけの研究と社会 – 環境的な端緒
     3 社会 – 環境的な働きかけ――交通安全研究の例
     4 多様な状況下における多様な働きかけ――若者の事故の危険性を低下させるための社会 – 環境的な手がかり
     5 効果のあった働きかけについて――実証的なエビデンスの役割
     6 社会 – 環境的な働きかけのプログラムの担当者は誰がなるべきか
     7 ノルトライン – ヴェストファレン州(NRW)の交通安全ネットワーク――ドイツにおけるコミュニティを基盤とした働きかけの事例
     8 結 語

    第3章 交通と環境――交通政策の上位目標と環境視点の役割について(ウド・J・ベッカー)
     1 何が交通政策の目標になりうるのか
     2 われわれは多くの交通を欲しているのか、多くのモビリティを欲しているのか
     3 モビリティの自由と自動車交通の自由は基本的権利の帰結なのか
     4 環境的観点の交通政策的な重要性
     5 結 語

    第4章 交通と経済――交通の国民経済的意義(ハイケ・リンク)
     1 主要交通経済指標の概観
     2 交通インフラと経済成長の関係
     3 交通の負の波及効果と外部費用
     4 結 語

    第5章 交通と交通学からみた交通政策上の挑戦(クリスティアン・ホルツ=ラウ)
     1 交通計画の統合化
     2 取り扱いと政策分野
     3 統合的交通計画の原理
     4 立地と交通の計画における統合
     5 地域発展の主な傾向
     6 統合的計画とその限界
     7 インフラの形成――バリアフリーについても統合的計画を
     8 地域的課題としてのバリアフリー
     9 部門間の課題としてのバリアフリー
     10 複数の交通機関を包括する課題としてのバリアフリー
     11 社会参加としてのバリアフリー
     12 交通サービスの財源
     13 多くの問題は自ら解決するのではないか
     14 結 語

     第Ⅱ部 交通政策の中心的論点

    第6章 歴史的視点からみた交通政策(ミヒャエル・ハッシャー)
     1 歴史の中の交通政策の対象領域と主体
     2 ドイツの交通政策の歴史的段階
     3 長期的展望――交通政策史のテーマ
     4 結 語

    第7章 政策学からみた交通政策の意思決定(ニルス・C・バンデロウ/シュテファン・クンドルフ)
     1 交通政策の諸特性
     2 分析上の観点
     3 主観的に認識された行動への圧力の発生
     4 可能性ある解決策としての政策的プログラム開発
     5 権力関係の進展
     6 結 語

    第8章 モビリティと貧困――交通における社会問題(シュテファン・ダウビッツ)
     1 交通における社会問題
     2 持続可能なモビリティにより社会参加を可能に
     3 結 語

    第9章 モビリティの社会化――社会形態と利用交通手段の関係(クラウス・J・トゥリーディルク・バイアー)
     1 社会化と青年期
      2 21世紀初頭のモビリティの社会化
     3 結 語

    第10章 渋滞現象(レギーネ・ゲーリケ)
     1 本章における渋滞の分析対象
     2 渋滞費用
     3 短期と長期の視点――(最適)インフラ容量と渋滞
     4 混雑料金の実証的、実務的な経験
     5 結 語

    第11章 交通安全(ティナ・ゲーレルト)
     1 交通安全分野での活動団体
     2 交通行動に影響を与える交通安全対策
     3 結 語

    第12章 公共交通における顧客の権利と顧客サービス(マーティン・シーフェルブッシュ)
     1 背景――力の不平等
     2 乗客の権利と顧客サービス――何が問題なのか
     3 「顧客の権利をめぐる議論」の発展
     4 乗客の権利の実現と裁判外紛争解決手段の可能性
     5 サービス保証を通じた乗客の権利の拡張
     6 結 語

    第13章 都市交通(ティルマン・ブラッハー)
     1 交通行動と交通手段の選択
     2 将来の展望
     3 機関別から統合的な交通計画へ
     4 道路と道路交通の形成
     5 旅客交通における対応分野
     6 業務交通と貨物輸送における政策分野
     7 公的部門による財源調達
     8 結 語

    第14章 余暇における交通行動と余暇交通(トーマス・W・ツェングラー)
     1 余暇交通――交通統計上の「その他」か、あるいは交通政策上の挑戦か
     2 概念とその定義
     3 余暇における移動をどのように把握するか?――1つのモデル
     4 現実をどのように数字で把握するか?――方法論
     5 余暇における交通行動と余暇交通の構造と背景――成果
     6 結 語

    第15章 公共交通(カトリン・ジーカン)
     1 公共旅客近距離交通はいかに機能するのか
     2 公共交通の今後の挑戦
     3 結 語

    第16章 自動車と自動車信仰(ゲルト・シュミット)
     1 自動車と自動車信仰についての社会科学的「位置付け」について
     2 ドイツにおけるモータリゼーションの歴史の概観
     3 第2次世界大戦以降の現代的自動車社会の発展
     4 くるまを巡る闘争――自動車信仰と合理主義
     5 21世紀初頭のドイツにおける自動車信仰の状況についての観察
     6 結 語

    第17章 徒歩と自転車交通――柔軟で、モダンで、化石燃料後の交通手段(ユッタ・デフナー)
     1 徒歩と自転車交通についての議論
     2 徒歩と自転車交通の交通計画上のパラダイムの転換
     3 徒歩を忌避する、あるいは自転車を好むのはなぜかについての理解
     4 大きな構想を――単純な自転車促進策から新たなモビリティ構造のための戦略へ

     第Ⅲ部 交通政策の展望

    第18章 交通政策と未来研究――「将来のためのモビリティ」を考えるために(インゴ・コロッシェ)
     1 未来研究とは
     2 未来研究は交通政策と交通計画について何ができるか――電気自動車の例
     3 結 語

    第19章 将来のためのモビリティ(ルドルフ・ペーターゼン)
     1 持続可能なモビリティのための枠組み――エネルギーと気候の目標
     2 交通政策と持続可能なモビリティ
     3 発展経路
     4 シナリオ1――現状維持
     5 シナリオ2――グリーン・テクノロジーが問題を解決する
     6 シナリオ3――持続可能なモビリティ
     7 結 語

    引用・参考文献
    訳者解説
    訳者あとがき
    索 引

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     『 交通政策 ドイツにおける新しい潮流 』- (ミネルヴァ書房)
    

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