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【参画】双日、ミャンマーの通信タワー事業会社最大手に出資参画/5G実現による通信インフラ需要増加を見込む

2019.11.20 事業参画・売買レポート


 2019年11月20日、双日株式会社(以下、「双日」)はマレーシアの通信タワー事業会社edotco Group Sdn Bhd(以下、「イードットコー社」)のミャンマー共和国の現地法人edotco Myanmar Limitedに出資参画したことを発表した。

(左:ミャンマーの通信塔 右:出資ストラクチャー 出典:双日株式会社)

 edotco myanmar社はミャンマーの大手携帯電話事業会社4社と通信タワーの長期リース契約や電力供給を含めたサービス契約を締結しており、既に約2,000塔の通信タワーを管理運営している。

 双日はスマートフォンやタブレット端末の普及に伴うデータ通信料の増加や5Gの開発を背景に、ミャンマーにおける通信タワー需要は今後飛躍的に増加すると見込んでいる。今後はedotco myanmar社と協力して、通信インフラ事業の多国展開や分散型発電、スマートシティーなどの通信タワーを核とした周辺事業にも取り組む考えだ。

 イードットコー社(本社:マレーシア、クアラルンプール)は携帯電話用通信塔建設事業や通信塔向け電源供給事業などを主力事業としており、アジア8ヵ国(マレーシア、バングラデシュ、カンボジア、スリランカ、ミャンマー、パキスタン、ラオス、フィリピン)で約2万塔の通信タワーを自社で保有している。同社に出資している株主はAxiata Group Berhad(63%)、株式会社INCJ(21.14% )、Khazanah Nasional Berhad(10.57% )、Kumpulan Wang Persaraan(5.29%)(*カッコ内の数字は出資比率)。

*アイキャッチ 出典:双日株式会社

【情報ソース】
双日、ミャンマーで通信インフラ事業に参画~5G普及による通信タワーの需要増に対応~、2019年11月15日、双日株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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