【開発】ユーラスエナジー、オランダ フローニンゲン州で3つの風力発電所を建設開始/合計出力154.8MW

2019.10.04 事業参画・売買レポート


 2019年10月01日、株式会社ユーラスエナジーホールディングス(以下、「ユーラスエナジー」)はオランダフローニンゲン州の3箇所で風力発電所の建設を開始することを発表した。

(左:Windpark Mauve事業予定地 右:Windpark Mondriaan事業予定地
 出典:株式会社ユーラスエナジーホールディングス)

○風力発電事業の概要

発電所名風車出力(kW)基数風力発電機機種
Windpark Mauve
(モーヴ)
30,1007Vestas V136 4.3MW
Windpark Monriaan
(モンドリアン)
38,7009Vestas V136 4.3MW
Windpark Vermeer
(フェルメール)
86,00020SGRE (*) SWT-DD-130 4.3MW
合計154,80036
 

(*)SGRE:Siemens Gamesa Renewable Enegy

 3案件はユーラスエナジーがオランダで協業するYARD ENERGYグループと共同で開発したものだ。いずれも営業運転の開始を2021年に予定しており、操業開始後はオランダの一般家庭約20万世帯相当の電力供給が見込まれている。

 既に操業中・建設中の風力発電所を合わせると、ユーラスエナジーのオランダにおける設備容量は30万kWに達する。オランダでは2030年までに温室効果ガスの排出量を40%削減するというEU目標の達成を掲げており、ユーラスエナジーはこうした事業環境を背景に、今後もオランダでの再生可能エネルギー事業の拡大に取組む方針だ。

*アイキャッチ 出典:株式会社ユーラスエナジーホールディングス

【情報ソース】
2019年10月01日-オランダフローニンゲン州における風力発電所の建設について、2019年10月01日、株式会社ユーラスエナジーホールディングス

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