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【開発】タカフジ・九電みらいエナジー・大分瓦斯・三菱UFJリース、大分市で木質バイオマス発電(22MW)/三菱日立パワーシステムズインダストリー製のボイラー使用

2019.06.28 事業参画・売買レポート


 2019年06月24日、九電みらいエナジー株式会社(以下、「九電みらいエナジー」)は株式会社タカフジ(以下、「タカフジ」)、大分瓦斯株式会社(以下、「大分瓦斯」)、三菱UFJリース株式会社(以下、「三菱UFJリース」)とともに大分県大分市においてバイオマス発電事業を実施することを発表した。九電みらいエナジーとしては10箇所目のバイオマス発電事業となる。

 当該事業はインドネシアから輸入するパーム椰子殻(PKS)や国産木質チップを燃料に発電出力約2.2万kWのバイオマス発電を行うものだ。ボイラーは三菱日立パワーシステムズインダストリー株式会社のものを使用する予定で、年間の予想発電量は約1.5億kWhとなる見込み。一般家庭の使用電力量に換算すると約6万世帯相当の電力量となる。(*)運転開始は2021年06月を計画しており、2019年07月には建設工事に着工する予定だ。

(*)1世帯あたり247.8kWh(2015年度)で算出。出典:電気事業連合会「電力事情について」

 事業を進めるのは大分バイオマスエナジー合同会社。同社への出資者はタカフジ(36%)、九電みらいエナジー(27%)、大分瓦斯(27%)、三菱UFJリース(10%)の4社である。(カッコ内の数字は出資比率)

 事業資金はプロジェクトファイナンスによる融資で調達する。株式会社伊予銀行がアレンジャー、株式会社大分銀行がコアレンジャーを務め、これら2行に加えて株式会社福岡銀行が参加する協調融資となる予定だ。

【情報ソース】
大分市における木質バイオマス発電事業の実施について、2019年06月24日、九電みらいエナジー株式会社

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