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【融資】カナディアン・ソーラーとEDFエナジー社、ブラジルの太陽光発電所に3.7億米ドル調達/太陽光発電所での債券発行はブラジル初

2018.12.16 インフラ融資


 2018年12月05日、Canadian Solar Inc.(以下、「カナディアン・ソーラー」)はフランス大手電力会社であるEDFエナジー社と共同で所有するブラジルの太陽光発電所について複数の金融機関から13.9億レアル(3.73億米ドル)の資金調達を行ったことを発表した。

 対象となった太陽光発電所はPirapora太陽光発電所(399MWp)、3つの太陽光発電所「Pirapora Ⅰ太陽光発電所(191.5MWp)」「Pirapora Ⅱ太陽光発電所(115MWp)」「Pirapora Ⅲ太陽光発電所(92.5MWp)」から成る南米最大級のメガソーラーだ(*カッコ内の数字は発電所の発電容量)。EDFエナジー社が80%、カナディアン・ソーラーが20%の所有権を持っている。

 Pirapora Ⅰ太陽光発電所では既にブラジル開発銀行(BNDES)から18年間に亘って5.29億レアル(1.42億米ドル)の融資を受けているが、今回は公的機関投資家への私募を通じて2.2億レアル(5,900万米ドル)のインフラ債券による資金調達を実施した。融資期間は16年間、米州開発銀行(以下、「IDB」)とIDBグループの民間部門であるIDB投資公社(以下、「IDB Invest」)によって保証されている。加えて、大手格付け会社のフィッチ・レーティングス社からは「A+(国際)」、「AAA(ブラジル)」の格付けを取得し、見通しは「安定的」とされている。当該債券の発行はブラジルにおける太陽光発電所初の債券であり、IDBグループがブラジルで初めて太陽光発電所を対象とした信用保証商品になる。財務アドバイザーはBTG Pactual社が務めた。

 Pirapora Ⅱ太陽光発電所では、Banco do Nordeste社とthe Northeast Constitutional Fund社から3.66億レアル(9,900万米ドル)の長期プロジェクトファイナンスを締結、隣接するPirapora Ⅲ太陽光発電所ではブラジル開発銀行とブラジル国家気候基金から2.71億レアル(7,300万米ドル)の長期プロジェクトファイナンスを締結している。

 Pirapora太陽光発電所ではブラジルサンパウロ州のカナディアン・ソーラーの工場で製造された高効率太陽光発電モジュール(CS6U-P)が123万5千枚使用され、2018年半ばごろから稼働している。発電された電力については20年間のインフレ連動型電力購入契約が締結されている。

*アイキャッチ  Photo by Rafaela Biazi on Unsplash

【情報ソース】
カナディアン・ソーラーとEDFエナジー社、”Pirapora太陽光発電所”に13.9億レアル(3.7億米ドル)の資金を調達、2018年12月05日、Canadian Solar Inc.

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