【書籍案内】『 AI自治体』(学陽書房)

2018.12.09 書籍案内



書籍名 :     AI自治体
著者名 :     井熊 均(著)、井上 岳一(著)、木通 秀樹(著)
発行所 :     学陽書房
判 型 :     A5版
ページ :     176ページ
価格(税別) :  2,100円
発行年月 :  2018年12月11日    ISBNコード : 9784313150959

 

内容紹介                                                                                                                              

◎AI技術の進化によって、自治体の仕事が変わらざるを得ない点や様々な自治体実務・行政サービスに適用可能な点、今後の自治体像などについて解説。実用段階に入った技術を紹介し、自治体の導入事例や業務別の活用方法も示す。
◎行政サービスは充実するのか?公務員の仕事は安泰か?激変する自治体の姿を描く!
*東京都や横浜市、川崎市、札幌市といった大都市だけでなく、最先端を行く茨城県つくば市のほか、長野県軽井沢町、福岡県糸島町などの小規模自治体の事例も紹介。
 ――単なる事例紹介だけでなく、AI化の問題点や課題にも言及しています。
*実績を上げつつある、窓口業務やコールセンターのほか、税務や財務、監査、法制執務などの業務別の活用を解説
 ――具体的なAI導入の方法から、運用、導入後の業務にあり方まで解説し、業務内容と住民サービスの変化を解説します。
*職員の働き方の変化だけでなく、議員・議会の役割の変化も解説
 ――公務員の仕事は奪われるのか?といったような素朴な疑問に答えます。また、決算などお金の使い方のチェックがAIで行われるため、不正のチェックが容易になり、議員や議会の仕事が政策論議中心に大きく変わっていくことにも言及しています。

主な目次                                                                                                                              

第1章 AI自治体の時代
1 2017年、AI元年
2 国を挙げてのAI戦略(Society 5.0)
3 内閣府「人工知能技術戦略会議」の狙い
4 ここまできた民間企業のAI活用
5 電子政府の取り組みを振り返る

第2章 進む実証実験と実用化 1 住民からの問い合わせ対応へのAI導入
2 特定分野(納税、廃棄物収集)における住民対応へのAI導入
3 保育所利用のための最適マッチング
4 戸籍業務にAIを活用
5 渋滞緩和にAI導入
6 IターンにAIを活用

第3章 AI化される自治体業務

1 定型的な事務業務――RPAの普及で効率化進む
2 税務――自動応答から書類作成まで
3 財務――会計ソフトを超えるAI知能による書類作成
4 監査も変わる――定型化・自動化でチェックが容易になる
5 窓口業務――CRMの活用で利便性と効率性が高まる
6 地方議員の仕事も変わる
7 ビッグデータにより政策立案支援も可能に

第4章 公務員に求められるAI時代の働き方
1 AIに移行する単純業務、定型業務仕事
2 激減する期末等の過剰労働
3 一層進む官民協働
4 公務員に求められる新たなスキル(ビジョン、コミュニケーション、コーディネーション、プランニング、PM)

 第5章 AIと行政サービス/自治体
 1 AIの判断は本当に最適解か――AIの判断と人間の判断の折り合い
 2 AIと法・条例は整合するか――AIで公平性・信頼性を高める
 3 AIに規制は必要ないのか――求められるAIへの規制
 4 AIに任せ過ぎていいのか――AIの進化を前提とした能力開発を
 5 住民指向という本来の役割への回帰

購入や詳細な内容の確認は下記リンク先でできます。
 『 AI自治体 』- (学陽書房)

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