【売買】JII、英国の都市間高速鉄道官民プロジェクトに投資/Hitachi Rail Europeから30%間接取得

2018.11.20 インフラファンド動向


 2018年11月01日、ジャパン・インフラストラクチャー・イニシアティブ株式会社(以下、「JII」)は英国の共同投資家3社と形成したコンソーシアムを通じて、Hitachi Rail Europe Limitedから「Agility Trains West」(以下、「ATW」)の株式30%取得することを発表した。JIIの投資案件としては、英国鉄道ンフラ事業HS1、日本-グアム-豪州間光海底ケーブル事業に続き3件目となる。

 ATWは英国の都市間高速鉄道官民プロジェクトである「Intercity Express Programme」(以下、「IEP」)の第一フェーズを担っている。IEPは約57億ポンドを投じて行われる鉄道車両プログラムで、ロンドンとイングランド西部・ウェールズ南部を結ぶGreat Western Main LineとEast Coast Lineに122の新しい都市間鉄道を製造・導入し、その後の保守を行うというもの。

 ATWは株式会社日立製作所およびHREが設計・製造する新型鉄道車両Class800の調達・保有・リース・保守業務をGreat Western Main Lineに対して行っている。Class800は最新の電気・ディーゼル両用車両であり、旧型車両と入れ替えることで鉄道の電化推進や運行サービスの大幅な改善が見込まれている。2017年10月から段階的に導入されており、今後契約期間の27.5年間に亘りATWがサービス提供を行う。(報酬形態はインフレ連動型のアベイラビリティペイメント型となっている。)

 JIIの参画するコンソーシアム「Dalmore」へはDalmore Capital、Equitix Investment Management (以下、「Equitix」)、Rock Railが参画している。Dalmore CapitalとEquitixaは2018年10月にJohn Laing infrastructure Fundを通じて、すでにIEPの15%持分を取得している。

アイキャッチ 出典:ジャパン・インフラストラクチャー・イニシアティブ株式会社

【情報ソース】
Intercity Express Programmeへの投資(*PDFファイルが開きます、719KB)、2018年11月11日、ジャパン・インフラストラクチャー・イニシアティブ株式会社

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