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【グリーンボンド】東京センチュリー、グリーンボンド発行100億円調達/R&I、9月よりセカンドオピニオンサービス『R&Iグリーンボンドアセスメント』を提供開始

2018.09.25 インフラ融資


 2018年09月10日、東京センチュリー株式会社(以下、「東京センチュリー」)は国内市場において公募形式によるグリーンボンド(無担保普通社債)を発行することを発表した。

 当該グリーンボンドの発行額は100億円、2018年10月の発行を予定している。発行年限は5年。調達した資金は東京センチュリーの子会社「京セラTCLソーラー合同会社」が進めている太陽光発電事業向けの設備リースに充当することが予定されている。速やかにリファイナンスに充当される予定で、充当後は東京センチュリーの財務部において、四半期に一度、リース資産残高がグリーンボンドによる調達額以上となることを確認する決まりだ。

 グリーンボンドの発行に際して、みずほ証券株式会社(Structuring Agent)と野村證券株式会社が引受会社を務める。グリーンボンドの適格性については、第三者評価として株式会社格付投資情報センター(以下、「R&I」)が行う「R&Iグリーンボンドアセスメント」を通じて、グリーンボンド原則2018、グリーンボンドガイドライン2017年版に適合する旨のセカンドオピニオンを取得している。予備評価は最上位の「GA1」と評価されている。

 R&Iではこれまでグリーンボンドへの5段階評価を行ってきた。2018年09月からはこれに加えて、セカンドオピニオンサービスを提供開始している。当該グリーンボンドへの適用が第1号案件となった。

*アイキャッチ Photo by Andreas Gücklhorn on Unsplash

【情報ソース】
グリーンボンド発行に関するお知らせ(*PDFファイルが開きます、315KB)、2018年09月10日、東京センチュリー株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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