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【インフラマネジメント】横須賀市・NJS・高杉商事、横須賀市の下水道管路で点検ドローンのフィールド実証/第2回インフラメンテナンス大賞「特別賞」受賞のドローン

2018.06.06 トピック


 2018年05月25日、横須賀市は市内の下水道管路施設をフィールド提供し、株式会社NJS(以下、「NJS」)及び高杉商事株式会社とドローンを用いた下水道管きょの点検・調査手法について新たな共同研究を行うことを発表した。

 当該研究名は『ドローンを用いた下水道管きょの点検・調査手法に関する共同研究』。従来のテレビカメラによる調査をより効率的に実施するためのスクリーニング調査(絞り込み調査)の確立を目的として、実際の横須賀市の下水道管きょなどで調査点検用ドローンによる点検調査の有効性を検証する。実証期間は2018年05月25日から2019年3月31日まで。

 使用される調査点検用ドローンはNJSと株式会社自律制御システム研究所と共同で開発された「AirSlider® Powered by ACSL」(以下「当該ドローン」)だ。当該ドローンは下水道管路等の閉鎖性空間を対象として開発されたもの。第2回インフラメンテナンス大賞の技術開発部部門の特別賞を受賞している。

 当該ドローンは浮上用のプロペラが4つ、推進用プロペラが後部に実装されており、直径400mmの下水道管きょの中を安定飛行することが可能だ。高解像度の管路内の映像撮影もでき、撮影した画像をもとに画像解析やAIによる異常箇所の特定支援を行う。

 これらの技術により、これまでの自走式テレビカメラ車を用いた点検・調査では300~500mほどであった日進量(1日で調査できる距離)を約10倍まで伸ばすことができる。また、マンホール内での作業を最小限にできることから作業の安全性も向上する。

(株式会社NJSと株式会社自律制御システム研究所が共同開発したドローン 出典:株式会社NJS)

 高度経済成長期に一斉に整備されたわが国のインフラは老朽化が進んでおり、下水道施設も例外でない。国土交通白書によれば、総延長約45万kmの下水道管きょは2023年には約9%が、2033年には約24%が建設後50年以上経過する。一方で、少子高齢化が社会問題となっており、予算や人的資源に限りがある。従来のインフラ点検・調査手法に対して、より効率的な手法や業務モデルの開発が求められている。

*アイキャッチ 出典:株式会社NJS

【情報ソース】
ドローンを用いた下水道管きょの点検・調査手法に関する共同研究を開始します、2018年05月25日、横須賀市
第2回「インフラメンテナンス大賞」の受賞者を決定しました!、2018年05月16日、国土交通省

第2回インフラメンテナンス大賞「特別賞」受賞のお知らせ(*PDFファイルが開きます、374KB)、2018年05月16日、株式会社NJS

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
東京モデリングアソシエイツ
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