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【プロジェクトボンド】リニューアブル・ジャパン、再エネ開発資金として69億円調達/バークレイズ証券が再エネ向けプロジェクトボンドを組成

2018.04.27 インフラ融資


 2018年04月23日、リニューアブル・ジャパン株式会社(以下、「リニューアブル・ジャパン」)は同社が三重県鳥羽市で進める太陽光発電事業の開発資金のうち69億円について、バークレイズ証券株式会社がアレンジした再生可能エネルギープロジェクトボンドスキーム(以下、「プロジェクトボンド」)から調達したことを発表した。プロジェクトボンドの発行日は2018年04月20日(最終償還日は2040年02月20日)。

 組成されたプロジェクトボンドは『RJ再生可能エネルギープロジェクトボンドⅡ 受益権』といい、リニューアブル・ジャパンが三重県鳥羽市松尾町で開発を進める太陽光発電事業に対するプロジェクトファイナンスローンを裏付とした信託受益権である。受託者は日立キャピタル信託株式会社。発行金額は69億円。発行後は生命保険会社を中心とする国内機関投資家に販売された。バークレイズ証券によるプロジェクトボンドの発行は、2017年8月28日に発行した『RJ再生可能エネルギープロジェクトボンドⅠ 受益権/ABL』に続いて2件目。

 当該プロジェクトボンドの対象となった太陽光発電事業は、リニューアブル・ジャパンがスポンサーとして開発を進めている三重県鳥羽市松尾町の案件である。事業規模を示す発電容量は16.5MWであり、年間CO2排出削減量は約9,788t見込んでいる。

三重県鳥羽市松尾町

 

【情報ソース】
プロジェクトボンドにより再生可能エネルギー開発資金69億円を調達(*PDFファイルが開きます、442KB)、2018年04月23日、リニューアブル・ジャパン株式会社
バークレイズ証券、2件目となる再生可能エネルギープロジェクトボンドを組成、2018年04月23日、バークレイズ証券株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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