2024.04.18
【書籍案内】『ドイツのコンパクトシティはなぜ成功するのか|近距離移動が地方都市を活性化する』 (学芸出版社)
2018.03.12 書籍案内
書籍名 : ドイツのコンパクトシティはなぜ成功するのか
近距離移動が地方都市を活性化する
著者名 : 村上 敦(著)
発行所 : 学芸出版社
判 型 : 四六版
ページ : 252ページ
価格(税別) : 2,200円
発行年月 : 2017年03月20日 ISBNコード : 978-4-7615-2639-9
内容紹介
ドイツの街は、なぜコンパクトで活気があるのか。日本のコンパクトシティは、なぜ失敗するのか。人口減少・超高齢社会に車主体の交通は成り立たなくなる。車の抑制、住宅地の高密度化、商業施設の集約、公共交通の財源確保など、移動距離の短いまちづくりによって交通を便利にし、経済を活性化するドイツのしくみを解説。
主要目次
はじめに─車がないまちの豊かさ
1章 日本のコンパクトシティはなぜ失敗するのか
都市計画制度が人口密度の違いを生みだす
日本の都市の寿命は人の半生にしかならない
人口減少が地域に与える真のインパクトを理解する
人口動態が緩やかなドイツ
強い地域経済をつくるエネルギーと交通
2章 地域経済を活性化する交通とは
交通まちづくりの社会的ジレンマ
マイカーよりも他の交通手段を選択すべき理由
日本の「コンパクトシティ」とドイツの「ショートウェイシティ」
オルタナティブな交通を読み解くキーワード
3章 ショートウェイシティ─移動距離の短いまちづくり
なぜ、フライブルクは公共交通が充実しているのか
モータリゼーションが破壊したもの
自動車を抑制するフライブルク市の交通政策
フライブルクの中心市街地を活性化する交通政策
渋滞は交通問題ではない
4章 マイカーを不便にするコミュニティのデザイン
道路を暮らしのための空間へとり戻す
シェアド・スペース─交通ルールを取り去った道路
公共交通の空白地帯を埋めるオルタナティブ交通
5章 費用対効果の高いまちづくりのツール、自転車
次世代の自転車交通政策
自転車交通の費用対効果
活況を呈する自転車ビジネス
進化する自転車インフラ
6章 交通のIT化とシェアリングエコノミーは地域を幸福にするか
拡大を続けるカーシェアリング
自動運転車とウーバーの可能性
ロードプライシングとITSで車は減るか?
IoTが多様な交通を選択可能にする
電気自動車は有効か?
購入や詳細な内容の確認は下記リンク先でできます。 『 ドイツのコンパクトシティはなぜ成功するのか 近距離移動が地方都市を活性化する 』- (学芸出版社)