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【コンセッション】東京都、有明アリーナへのコンセッション導入に向けて第2回目のヒアリングを予定/2017年9月19日~29日

2017.08.28 コンセッション


 2017年8月7日、東京都は有明アリーナで実施予定のコンセッション方式を採用した施設管理運営について、民間事業者からの意見を聞くために、第2回目のヒアリングを実施すると発表した。

東京都江東区有明一丁目

 有明アリーナは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、「東京2020大会」)の会場の一つ。オリンピック競技大会時はバレーボールの競技会場として、パラリンピック競技大会時には車いすバスケットボールの競技会場として予定されている。

 東京2020大会の後、コンセッション方式で施設を維持管理・運営する方針を東京は持っており、今年(2017年)の2月にコンセッション導入に向けた第1回のヒアリングを実施した。この時のヒアリング申込数は21件(49社)あり、個別に非公開の形で行われた。

 2回目のヒアリングを実施するに当たり、東京都は「有明アリーナの管理運営に関する基本的考え方」を取りまとめた。内容は「事業期間は約25年程度とする」など、業務範囲や運営権対価に関する考え方等が具体的にまとめられているほか、本事業とは別にネーミングライツ(施設命名権)を有明アリーナに設定する計画についても触れられている。今回のヒアリングではこの基本的考え方を基に、民間事業者に意見を伺うこととなっている。

 今回のヒアリング参加事業者の要件とスケジュールは下記の通りだ。

●ヒアリング参加事業者の要件

 ア 有明アリーナの管理運営に必要な以下の業務を実施できること。
 (ア)統括管理業務 統括マネジメント、総務・経理等
 (イ)運営業務 スポーツイベント・コンサート等の企画、広報・PR等
 (ウ)施設の維持管理業務 保守管理、清掃、警備、修繕等

 イ PFI/PPPによる施設運営の実績があること。(グループで応募する場合は本要件を満たす法人を含むこと。)

●スケジュール

 基本的考え方の公表  : 平成29年8月下旬
 参加の申し込み       : 平成29年8月28日(月曜日)から8月31日(木曜日)正午まで【必着】
 ヒアリング資料の提出 : 平成29年9月12日(火曜日)正午まで【必着】
 ヒアリングの実施   : 平成29年9月19日(火曜日)から9月29日(金曜日)までの平日(最大1時間程度)

【情報ソース】
有明アリーナの管理運営に関するヒアリング(第2回)の実施について、2017年8月7日、東京都
有明アリーナの管理運営に関する基本的考え方、2017年8月、東京都オリンピック・パラリンピック準備局

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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