2019年05月07日、豊田通商株式会社(以下、「豊田通商」)と株式会社JERA(以下、「JERA」)はカナダ・オンタリオ州のゴアウェイ・ガス火力IPP事業について、保有している株式の全てを同国の大手発電事業者であるCapital Power Corporation(以下、「Capital Power社」)に売却することを発表した。

 豊田通商とJERAはゴアウェイ・ガス火力IPP事業を担う事業会社「Goreway Power Station Holdings」の株式を折半出資する形で保有していたが、保有する全株式をCapital Power社へ売却する。手続きは2019年06月頃に完了する予定。今回の売却は事業ポートフォリオの見直しを行う中で実施されたものだ。両社とも売却後の資金を再投資し、事業環境の変化に合わせた最適な資産構成を経て、収益の拡大を目指す方針。

 売却先のCapital Power社(本社:カナダ・アルバータ州エドモントン)はトロント証券取引所に上場している大手発電事業者。北米に25発電所を持ち、主にガス火力発電事業から成る約5.1GWの持分出力を保有している。

 ゴアウェイ・ガス火力IPP事業は天然ガスコンバインドサイクル発電方式で行う火力発電事業。発電容量は87.5万kW、2009年06月より商業運転を開始しており、これまでオンタリオ州にある電力卸売市場を通じて電力を売電している。

【情報ソース】
カナダのゴアウェイ・ガス火力IPP事業の株式売却、2019年05月07日、豊田通商株式会社
ゴアウェイ・ガス火力IPP事業の株式売却について、2019年05月07日、株式会社JERA

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