2019年03月12日、第一生命保険株式会社(以下、「第一生命」)はペルー共和国(以下、「ペルー」)で進められている鉄道開発プロジェクトに対して、プロジェクトボンド形態で投資したことを発表した。海外プロジェクトボンド形態での投資は同社初のこと。

 当該鉄道開発事業の名称は『Line Lima Metro Expansion Project』。ペルーのリマ市を東西に横断する全長33.13km、計26駅を有する高架鉄道(Line1)に対して、運行数を倍増させるために新車両を追加し、加えて駅舎・車庫等の鉄道関連施設の拡大を行うというものだ。今後も鉄道利用者の増加が見込まれているペルーでは混雑緩和や利便性の向上に期待が高まっている。

 当該鉄道開発事業向けのプロジェクトファイナンスのアレンジャーは米国みずほ証券。第一生命は投資執行所管と審査所管が緊密に連携したリスク精査を行うことで迅速に投資実行を決めている。これまで培ってきたプロジェクトファイナンスに関する投資ノウハウが活きた形だ。

 第一生命では2019年04月にファイナンス投融資部を新設する。専門性・機動性の強化を図り、今後もプロジェクトファイナンス分野への投資拡大を目指す方針だ。

*アイキャッチ Photo by Dan Gold on Unsplash 

【情報ソース】
ペルーにおける鉄道開発事業向けプロジェクトファイナンスへの参加について~当社として初めての海外プロジェクトボンド形態での投資~(*PDFファイルが開きます、189KB)、2019年03月12日、第一生命保険株式会社

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