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【書籍案内】『 フランスではなぜ子育て世代が地方に移住するのか 』(学芸出版社)

2019.03.02 書籍案内



書籍名 :     フランスではなぜ子育て世代が地方に移住するのか  小さな自治体に学ぶ生き残り戦略
著者名 :     ヴァンソン 藤井 由実 (著)
発行所 :     学芸出版社
判 型:     A5版
ページ :    200ページ
価格(税別) :  2,300円
発行年月 :  2019年04月01日    ISBNコード : 978-4-7615-2701-3

 

内容紹介                                                                                                                              

首都圏への人口流出から地方回帰の時代へ移行したフランス。その背景には、田舎の魅力的な環境と生活に最低限必要な市街地機能を守り、移住する若者の新しい価値観と生き方を支援する政策、小規模町村間の広域連携と各地の中核となる元気な地方都市の存在があった。取材とインタビューで読みとく、元気な田舎ができるしくみ。

主な目次                                                                                                                              

第1章 日本とフランス、地方の今
1. 人口減少と東京一極集中が止まらない日本
2. 村落部人口流出の時代を経て、増加に転じたフランス

第2章 フランス流「元気な田舎」ができるしくみ
1.地域活性化の中心となる地方自治体
2.魅力的な田舎を守れる自治体主導の都市計画
3.フランスの人口はどのように動いているか

第3章 人口738人・ポンジボー村の生き残り策 暮らしやすい生活環境と仕事づくり
1.働く人の顔が見える店舗が残る村
2.村会議員の3分の2は「よそ者」
3. 村落共同体の活動
4.村の診療所に来る若い医師たち
5.支援の充実した老人ホームを支える「連帯」システム
6.農家の副収入を生むアグリツーリズム
7.官民協同で実施する起業家支援キャンプ

第4章 伝統的な塩づくりで人口増加を果たしたバシュルメール村の闘い 地場産業の復活と自然保護
1.天日海塩の商品化で人口を大幅に回復
2.地場産業を守るための闘い
3.誰が伝統産業と塩田を守ったか
4.観光産業振興と村の将来

第5章 移住者の「生き方」を支援するカドネ村の戦略
1.1978年に最後の籠工場が閉鎖した村で人口が2600人から4254人に
2.なぜ人口が倍増したのか
3.村づくりに貢献する移住者の生き方
4.移住者を受け入れ、支援する村
5.隣村・ルールマラン村に見る抑制的な土地利用と公共空間魅力化による「アートの村」づくり

第6章 コミュニティを支える最低限の機能を確保する中心市街地政策
1.人口10万人以下の自治体の明暗
2.空き店舗率1.7%のビアリッツ(人口2万5000)に見る、街に人を呼ぶモビリティ政策
3.5年間で6750億円を投入する政府の中心街活性化策
4.一度は政策の失敗で市街地が衰退したサンブリュー(人口4万5000)の総合的な中心市街地活性化策

第7章 文化と教育の力で活性化を図るシャルルヴィルメジエール
1.1980年代の繁栄後、人口が6万から4万7千に激減
2.小さな町で共有する世界の文化
3.若い首長の自治体新生への試み
4.40歳を前にエリート官僚から転身した町長
5.パリを脱出したい人たち

第8章 フランスから何を学ぶか
1.都会を模倣せず、田舎を大切にする
2.小さな村落が生き延びるための考え方
3.地方活性化は村落と地方中核都市の両輪で 

購入や詳細な内容の確認は下記リンク先でできます。
 『 フランスではなぜ子育て世代が地方に移住するのか 小さな自治体に学ぶ生き残り戦略 』- (学芸出版社)

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