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【インフラマネジメント】三井住友建設、橋梁分野でISO55001認証を取得/診断・対策工提案などの橋梁マネジメント技術が評価

2019.01.29 トピック


 2019年01月24日、三井住友建設株式会社(以下、「三井住友建設」)は同年01月21日にゼネコン(総合建設業)として初めてISO55001の認証を取得したことを発表した。

 ISO55001はアセットマネジメントシステム(AMS)の国際規格である。アセットマネジメントシステムは組織が持つ資産(アセット)に対して行うマネジメント活動(管理の目標設定・計画・実施・評価)やそれを支援する仕組みなどのことを指す。想定されている資産は鉄道や道路、発電施設などのインフラ、或いは学校や病院などの公共施設などがある。公益社団法人日本適合性認定協会によれば2019年01月28日時点で、建設コンサルタント企業などを中心に44の認証実績がある。

 三井住友建設は「橋梁における点検、診断、処置(補修・補強)提案、長期メンテナンス計画及びそれらに関する技術開発」などの取組みが評価され、ISO55001の取得に至った。

 三井住友建設はこれまで4,500橋を超えるプレストレスとコンクリート橋梁を建設しており、自社施工橋梁については自主的に点検・診断を実施し、必要に応じて対策行の提案も行ってきた。今回のISO55001認証はこれまで蓄積してきた同社の橋梁マネジメント技術が評価された形と言える。

 今後は橋梁分野でのマネジメント技術の蓄積や活用を進めることに加えて、他分野での認証拡大も目指す考えだ。

*アイキャッチ 出典:三井住友建設株式会社

【情報ソース】
国際規格ISO55001(アセットマネジメントシステム)の認証を取得-ゼネコン初認証となる橋梁マネジメント技術でサスティナブルなインフラづくりに貢献-、2019年01月24日、三井住友建設株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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