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【戦略】住友商事、新組織「Team New Frontier」立上げ/活動第一弾としてアフリカでのオフグリッド事業へ出資

2019.01.08 トピック


 2018年12月18日、住友商事株式会社(以下、「住友商事」)は2018年10月01日よりインフラ事業部門電力インフラ事業本部の傘下に新組織「Team New Frontier」を立ち上げたことを発表した。

 当該組織は新たな電力ビジネスモデルの創出を目的としている。背景には、電力分野において再生可能エネルギーや蓄電池の普及が拡大していることに加え、電気自動車や仮想発電所などのこれまでにない新しいビジネス機会の創出が進んでいることがある。

 今後は「NEW in Front」のスローガンのもと、4つの「NEW」(NEW For Life、NEW For Future、NEW For Advance、NEW For Break-Through)を追求することで、これまで住友商事で取組んできたEPCビジネスやIPP事業に次ぐ第三のビジネスを創出したい考えだ。

 直近ではTeam New Frontierの活動第一弾として、アフリカでSolar Home System事業を展開するM-KOPA Solar社へ出資した。住友商事にとっては初のオフグリッド事業になるが、サブサハラ以南の未電化地域の経済発展へ貢献すると同時に、電力×モバイルマネー・ファイナンスサービスという新電力ビジネスの可能性を追求する。

 今後も電力分野と他のビジネス領域を掛け合わせること、或いは他社との協業などを通じて、電力分野において新しいビジネス領域や経済圏の創出を目指して活動を進める方針だ。 

*アイキャッチ Photo by NASA on Unsplash

【情報ソース】
電力インフラ事業本部における新組織「Team New Frontier」立ち上げについて、2018年12月18日、住友商事株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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