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【戦略】東京電力フュエル&パワー、富山県のバイオマス発電事業でO&MとOEサービスを受注/自社案件以外にもO&M関連サービスを提供

2018.10.02 トピック


 2018年10月01日、東京電力フュエル&パワー株式会社(以下、「東京電力フュエル&パワー」)はエクイスバイオエネルギー株式会社(以下、「エクイスバイオエネルギー」)が富山県で開発を進めるバイオマス発電所のO&M業務とOEサービス(*)を合わせて受注したことを発表した。

(*)プレス記事より引用
OEサービス:Owner’s Engineeringの略で、オーナーが専門家を活用し、設計、調達、建設、その後の発電所運営に向けた準備等において、適宜必要な技術サポートを受けながら業務を行うこと

 今回エクイスバイオエネルギーから受注したのは、富山県で開発を進める発電出力50MW級のバイオマス発電所のO&M業務とOEサービス。両業務を合わせて受注できたことで、発電所の建設から商業運転開始後のO&M業務まで一貫して発電所業務を請負う形だ。計画通りに進めば、2021年度運転が開始される予定である。

 東京電力フュエル&パワーではこれまで同社で培った発電所の運営ノウハウを活かして、2017年07月にO&Mビジネス部を新設し、発電所の運転や保守業務を個別で請負うサービスを提供している。自社で技術やノウハウを持たない企業にとっては電源開発の大きなサポートになる。東京電力フュエル&パワーでは今後も自社以外の火力発電所等へのO&M関連サービスの提供を通じて、収益拡大を図る方針だ。

*アイキャッチ Photo by Olu Eletu on Unsplash

【情報ソース】
バイオマス発電所におけるO&M業務およびOEサービスの受注について~当社の発電所運営ノウハウを活用した収益拡大~、2018年10月01日、東京電力フュエル&パワー株式会社

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