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【戦略】オリックス、再エネ発電所のO&M会社「オリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント」を設立/遠隔監視やデータ分析活用、発電量の最大化目指す

2018.09.11 トピック


 2018年09月05日、オリックス株式会社(以下、「オリックス」)は太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを利用した発電所の運営・管理・保守を行う「オリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント株式会社」(オリックス100%出資。以下、「新会社」)を設立して、事業を開始させたことを発表した。新会社の設立は2018年06月01日、事業開始日は09月05日。

 オリックスはこれまで太陽光発電事業をはじめ、地熱・風力・バイオマスなどの再生可能エネルギーを利用した発電事業を積極的に進めている。遊休地を活用した大規模太陽光発電事業では最大出力837MW、工場や倉庫などの屋根を活用した屋根設置型太陽光発電事業では最大出力159MWの再エネ発電の開発・運営実績がある。2018年03月時点で太陽光発電での出力総計は約1,000MWにもなる。

 新会社はこれまでにオリックスが培った知見と経験豊富な人材を活かして、高度な専門性を持った発電所の運営・管理・保守事業を展開する方針だ。発電所のリスクを未然に防ぐ予防保全型の保守点検業務を実施する。障害が発生した際でも迅速に復旧するなど発電ロスを最小限に止める一方で、遠隔監視やデータ分析を導入して発電状況を「見える化」し、発電量の最大化を目指した運転管理を行う。

*アイキャッチ Photo by Zbynek Burival on Unsplash

【情報ソース】
再生可能エネルギー発電所の運営・管理・保守会社「オリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント」を設立、2018年09月05日、オリックス株式会社

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デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
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