• Home
  • インフラファンド動向
  • 【組成】大和証券グループとGIキャピタル・マネジメント、『ダイワGIグリーンファンド』を設立/国内の太陽光発電所グリーンフィールド案件へ投資

【組成】大和証券グループとGIキャピタル・マネジメント、『ダイワGIグリーンファンド』を設立/国内の太陽光発電所グリーンフィールド案件へ投資

2018.08.01 インフラファンド動向


 2018年07月30日、株式会社大和証券グループ本社(以下、「大和証券グループ」)はGIキャピタル・マネジメント株式会社(以下、「GIキャピタル・マネジメント」)と大和リアル・エステート・アセット・マネジメント株式会社(以下、「大和リアル・エステート・アセット・マネジメント」)とともに、国内の大規模太陽光発電所を投資対象とする『ダイワGIグリーンファンド』を設立したことを発表した。

 当該ファンドのアセットマネジャーはGIキャピタルマネジメントと大和リアル・エステート・アセット・マネジメントが務める。ファンド出資約束金額は50億円。日本国内の太陽光発電所グリーンフィールドプロジェクト(開発案件)が投資対象である。建設資金の一部をファンドから提供しながら、金融機関などからプロジェクトファイナンスを取得し、メガソーラー発電所の開発を進める方針だ。

 大和証券グループは同日に『大和エナジー・インフラ株式会社』(以下、「DEI」)の設立を発表しているが、当該ファンドの出資持分を将来的にDEIに譲渡することも予定しているようである。当該ファンドとDEIの設立によって、大和証券グループのエネルギー・インフラ分野におけるプレゼンスを高める取組みが一層進みそうだ。

 GIキャピタル・マネジメントは2010年に設立されたオルタナティブ投資に特化した資産運用会社である。太陽光発電所のグリーンフィールド案件への投資実績もあるほか、太陽光発電所の開発や稼働段階におけるアセットマネジメント等も受託している。

*アイキャッチ Photo by Andreas Gücklhorn on Unsplash

【情報ソース】
大規模太陽光建設ファンド「ダイワGIグリーンファンド」の設立について(*PDFファイルが開きます、130KB)、2018年07月30日、株式会社大和証券グループ
大和証券グループと太陽光発電所建設ファンドの共同運用を開始、2018年07月30日、GIキャピタル・マネジメント株式会社

【関連記事】
【戦略】大和証券グループ、インフラ会社『大和エナジー・インフラ株式会社』を新設/再エネ以外のインフラ分野へも投資を拡大
【グリーンボンド】リコーリース、100億円の環境債を8月発行/太陽光発電設備向けリース・割賦事業に充当
【組成】CRE、物流施設屋上の太陽光発電設備を対象とする私募ファンドを組成/クラウドファンディング市場にも展開

, , , , , , , , ,


デロイト トーマツ|インフラ・PPPアドバイザリー(IPA)
ISS-アイ・エス・エス

月別アーカイブ